春の花粉シーズンもそろそろ終盤ですね。
花粉症の方、お加減はいかがでしょうか?
花粉症って、大人の病気だと思っていましたが、
今は子どもさんも多くて、
子どもの発症する割合が
最も多い年齢は、4~6歳だそうです。
『花粉』以外に飛んでくるものとして、これからの季節気になるのが、
黄砂 ですね。
関西では24日に、
今年初めて黄砂が観測されました。
『黄砂現象』発生の
メカニズムは、
中国大陸のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠などの乾燥地域で舞い上がった
黄砂のつぶつぶが、上空の風で運ばれて、日本など広い範囲に降下します。
春に観測されることが多く、時には、空が黄褐色に煙ることもあります。
気象庁によると、今年の黄砂の特徴は・・・
・
例年だと4月がピークですが、中国大陸での
雪解けが遅れたために
飛散のピークもずれ込み、
ゴールデンウィークにかけて黄砂が飛散する
可能性もあります。
・関西でも視界が4km未満となった地点が観測されており、
5月いっぱいは注意が必要です。
とのことです。
黄砂で「
車や洗濯物が汚れる」というだけでなく、
「のどや目が痛い、くしゃみが出る」などの
健康被害も心配ですが、
『
黄砂が原因で深刻な健康被害』を起こすことは
少ないということが
最近わかってきたそうです。
大陸からやってくる黄砂に、インフルエンザウィルスや
食中毒を引き起こす細菌が付着していることがありますが、
そのほとんどは飛来する途中に
紫外線で死滅してしまいます。
ただ、
花粉症や
ぜんそくの人が黄砂を吸い込むと、
症状が悪化することは分かっています。
そのメカニズムについては、
研究中で詳しくは分かっていません。
『黄砂』の予防・対策
・目がかゆくなったり、くしゃみが出たりするのは、
黄砂の刺激によるもので、アレルギーというほどのことではありません。
・それでも気になる場合は、
マスクをつけると効果的です。
・黄砂の粒子は4ミクロンから5ミクロン。
花粉は30ミクロンなので、
ウィルス用のマスクがおすすめです。
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