「
笑っていいとも」の「
私立 その道のプロ高校」のコーナーで
『即効!体のゆがみ改善術』が紹介されていました。
講師は、元Jリーガーの
伊藤和磨さん。
まずは、
●鏡でズボンのサイドの縫い目を見れば体の傾きがわかる!
姿見に垂直に貼ったビニールテープに合わせて、横向きに立ってみます。
ビニールテープの
線より縫い目が前にいっていたら、
普段
つま先に体重がかかっているということ。
線に沿うように立ってみると、かかとに加重します。
そうすると背筋も伸びて、姿勢が良くなります。
(5円玉や50円玉に糸を通して垂らしても代用できますよ)
次は、
●体のゆがみが顔のゆがみにつながる!
顔が左右対称の人はいません。
ほとんどの人は、まゆげ・目尻・口角が左右違います。
1)普段、立ったり座ったりしたときの
姿勢が傾いていると、
人間は
視界を水平にするために顔が傾くそうです。
そうすると、顔が上がっているほうのまゆ・目尻・口角が上がります。
2)「
効き目」というのがあって、
親指と人差し指でOKのようにわっかを作って腕を伸ばし、
その穴から、1つの目印を決めて、まず両目で見ます。
そして片目をつぶります。
つぶったときに、その穴に目印が入っている、入っていないがあると思います。
入っているほうがその人の「
効き目」です。
右目で見たときに入っていない場合は左目が「効き目」になり、
もしそれが右側にずれていたら、
左目では正面を、右目では右のほうを見ていることになります。
効き目のほうで見ているので顔がゆがみます。
その他、
噛んでいるほうにも顔はゆがみます。
●姿勢を整えるのに一番大事なのはアゴ!
アゴは姿勢を変えるうえでキーポイントになります。
アゴが出ていると、
肩こりや腰痛の原因にもなるそうです。
アゴを引くと体のスイッチが入って体が目覚め、
アゴが出ると体のスイッチがオフになります。
ためしに、イスの前のほうに座ってアゴを前に出してみると、
骨盤が後ろに倒れて背中も丸まります。
今度は、アゴをぐっと引きます。
そうすると、勝手に骨盤が前傾して背中が伸びます。
立った状態でも、アゴを出して両手でバンザイをすると手が上がらず、
アゴを出したままモモ上げをすると上がりません。
アゴが出ると全身の機能が低下してしまい、
アゴを引くと体のスイッチが入って動きが向上します。
四十肩・五十肩もアゴが原因のことが多く、
アゴを引くことで改善することがあるそうです。
●偏頭痛・肩こり・腰痛改善
・座るときは足を組まずにお尻にタオルを敷け!
お尻は普段加重しているほうが大きくなり、
小さいほうに体が傾いています。
この傾きを修正するために人間は足を組むそうです。
なので、だいたい左右組むほうが決まっています。
傾いていると当然上半身がスライドしていって、
それに対して顔が逆のほうにゆがみます。
立ったときにもそれがそのまま残ってしまいます。
普段
足を上に組んでいるほうのお尻の下にタオルを敷くと、
傾きが改善します。
足を組むと骨盤が後ろに倒れてしまうので、
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のリスクがあるそうです。
姿勢を正すコツはいろいろありますが、
『
アゴを引く』というのは、カンタンで意識しやすく、
思い出したらすぐに実践できていいですね。